暑さお見舞い
例年、学校が夏休みに入る頃、梅雨がようやく明ける。
今年は6月の内に明けた。
降れば豪雨、激雨。照れば酷暑、猛暑。
なんだか変、近年の四季。長~い間にわたってのシトシト、ジメジメはどこへ行った。
このたびの大雨の3日間、炊事場に大量の蟻が発生した。
換気扇の穴から入るのだろうか?侵入口が分からぬ。
壁を伝う蟻、流し台を行列する蟻。裸の腕にも脚にも蟻が這う。噛みも刺しもしなかったのが幸い。
手で箒で掃き集めれば、うず高く積もった。
1日に何度も蟻退治に追われた。
雨が上がって蟻の姿は消えた。
避難所で一晩過ごしたのも初めての体験。
7月半ばで38度を超える日が続く。
梅雨明けも早く、気温の上昇も早い。
もしや、今年の夏は早くに終わるのか?
猛暑の日々が延々と続くのか?
暑中お見舞い申し上げます。
涼しい、さわやか。
指先でつまんで押したらパチンとはじける。
畳にゴロリ、軒に風鈴。
"ここはクワバラクワバラ" 雷が落ちない呪文です。
縁側に並んで、種をペッペッ。
雑木林の中 暮らしです
わが家に冷蔵庫が無かった
蚊帳の中でははしゃぎたくなる。
シュルシュル、パサリ、火の玉が落ちる。
浴衣を着せてもらった。
雨の表情いろいろ。ピリピリ降るとも言いますね
なあんにも手につかなくって……
どんな寝方が涼しいんだろう?
うとうと、うとうと。
ゲームもいいけど、水遊びもしよう。
雷さんがヘソとるぞ!
緑の木陰はひんやり
開け放した障子の向こうにゴロリ、ゴロリ。
トンボもスイスイ~
蝉の合唱が、やがて子守唄に……。